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永吉 玄弥さん
永吉 玄弥さん
コミュニティ政策学部 コミュニティ政策学科
4年生(2023年取材時)
4年生(2023年取材時)
成田市消防本部職員合格 合格者インタビュー
この度、在学生や入学を希望する高校生に向けて、 コミュニティ政策学部の学びや公務員試験勉強の具体的方法等について、語っていただきました。
公務員の中でも様々な職種がありますが、公務員(特に消防本部職員)を目指したきっかけ?時期を教えてくだい
中学校2年生の時に、尊敬し憧れていた方が消防士を目指しているという事を聞き、私も消防士を目指すことに決めました。コミュニティ政策学部に入学した理由も、消防士を目指したからです。また、成田市は私の地元でもあるので、生まれ育った場所で消防士として災害救助や災害を未然に防止する業務を通じて、地元に恩返しがしたいという使命感がありました。
消防本部職員の公務は、火災などの消火活動が中心のイメージがありますが、どのような公務があるのでしょうか。また、どのような職員を目指そうと考えていますか?
皆さんが一般的にイメージする火災現場での消火活動もありますが、他の職種と同様にデスクワークもあります。また、災害時に備え、常日頃から災害救助活動の訓練や学校?地域での防災訓練、消火器の点検をしています。さらに、消防本部に入職後は、消防学校や救急学校に入り、消防法令をはじめとして様々な知識を深めていきます。救急学校を卒業すると、救急車に搭乗しケガや病気の方のもとに行く救急活動もあります。
消防本部の職員としては、他者の意見や考え方をしっかり聴き取る職員、多様性を尊重した職員になりたいと考えています。また消防士としては防災訓練など、地域社会の災害を未然に防ぐ活動や防災の知識を地域の方々に広める活動に力を入れたいと考えています。
具体的な試験対策や勉強はどのように臨まれましたか
大学3年生の終わり頃から筆記試験対策の勉強を始めました。当初は数的処理など苦手科目の試験範囲を闇雲に勉強しており、効率が良くありませんでした。悩みも多くありましたが、コミュニティ政策学部の先生方が丁寧に相談に乗ってくださりました。コミュニティ政策学部の課外講座である公務員対策講座に参加するなどして、勉強の効率化を図りました。
また、面接試験対策では、コミュニティ政策学部の先生方を相手に、繰り返し面接の練習を行いました。模擬面接を行うことにより、面接試験本番も落ち着いて対応することができました。コミュニティ政策学部では、先生と学生の距離が本当に近いと思います。気軽に先生方に声をかけることができ、先生方も熱心に指導してくださったことが、合格につながったと思います。
勉強時間は週5日、1日2~3時間程度ですが短期集中して勉強を続けていました。自宅では集中できないので、大学の図書館や地元の公立図書館を使用し勉強をしていました。大学の図書館や15号館9階の先生方の研究室前はコミュニティスペースがあり、皆ここで勉強しています。他大学にはない、最適な学習環境だと思っています。また、勉強をしていても集中できない時は30分で勉強を切り上げるなど、自分のコンディションと相談しながらメリハリをつけて勉強をしました。
モチベーションの維持やリフレッシュ方法などを教えてください
先に述べた通り、私は、中学校2年生の時から消防士になりたいという強い思いがありましたので、消防士になった未来の自分像を想像してモチベーションを維持していました。
私の趣味はゴルフですので、ストレスが溜まったら打ちっぱなしに出かけてストレスを発散していました。また、サウナも好きで、汗をかき気分転換をして気持ちを整えていました。集中と選択、そして、気分転換はもっとも大切です。
コミュニティ政策学部ではどのような講義などが印象に残っていますか
私は本多敏明先生のゼミに所属しており、社会学の観点から、ゼミ活動を通して、高齢化が進む地域内でお祭りの運営補助の活動等を経験しました。この活動は「地域」「コミュニティ」を視る眼を養い、そして、自分自身が成長するきっかけになりました。このゼミ活動はお祭りの補助という意味だけではなく、高齢社会が進む中で、如何に高齢者を災害から守るか、災害を防ぐか、という事を考える契機にもなりました。消防士になった自分を想定しながら、ゼミ活動に真剣に取り組みました。
また、コミュニティ政策学部の科目は公安職を目指す学生にとっても魅力的な科目が多数あります。例えば、「地域防災論」の講義は、防災に関する様々な基礎知識や理論を学ぶことができ、消防士を目指す私には重要な講義でした。公務員試験の受験においても大変重要な示唆を与えてくれました。
最後に、これから公務員を目指そうとする後輩に向けてメッセージやアドバイスなどを教えてください
自分のやりたいことや目標を早めに見つける事が大事です。早ければ早いほど余裕をもって公務員試験対策や民間就職試験対策など様々な準備をすることができます。特に、私は数的処理科目が苦手だったので大変苦労しました。数的処理科目は高校の数学を復習する必要があり、早めの準備や対策が必要だと感じました。
私も淑徳大学入学前は消防士の合格を勝ち取れるかどうか不安でした。しかし、コミュニティ政策学部では、大学入学前から公務員試験対策スターアップ講座、1年生時から参加できる先生方による公務員対策講座、元公務員の先生方によるメンター制度、公務員に関わるサービスラーニングセンタープログラムなどがあり、早い時期から公務員試験の勉強を開始することができ、公務員を目指す皆さんにとっては大変良い環境だと思います。
また、先生方と学生の距離が近く、先生を相手に公務員試験の面接対策をできるのがコミュニティ政策学部の大きな特徴でもあります。面接試験対策だけではなく、公務員試験全般の相談や進路の悩み等、親身になって話を聞いてくれます。
高校生の皆さんも、是非、コミュニティ政策学部に入学して公務員試験合格に向かって頑張りましょう!
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